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論文

TIARA静電加速器の現状

宇野 定則; 千葉 敦也; 山田 圭介; 横山 彰人; 北野 敏彦*; 高山 輝充*; 織茂 貴雄*; 金井 信二*; 青木 勇希*; 山田 尚人*; et al.

第25回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.64 - 66, 2012/07

TIARAの3台の静電加速器では、2011年3月11日に発生した東日本大震災による損傷はなかった。しかし、その後の計画停電の影響と管理区域入域制限措置により4月下旬までは運転することができなかった。この間に損失したマシンタイムを補うために12日間の土曜日(休日)運転を追加したことで、当初に予定した年間運転計画を達成した。タンデム加速器では、タンクベースフランジからSF$$_{6}$$ガスのリークが見つかったため、新規に角型断面のバイトンガスケットを設計し漏洩を防止した。イオン注入装置では、試料の混合とオーブン温度制御の工夫によりイオン源を交換することなく2種類のフラーレンイオンの生成を可能にした。

論文

単一加速器によるデュアルビーム照射システムの開発

松田 誠; 遊津 拓洋; 左高 正雄; 岩瀬 彰宏*

第25回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.94 - 97, 2012/07

2種類のイオンビームを1台の静電加速器で同時に加速し、両ビームを標的の同一箇所に照射することのできるデュアルビームシステムを開発した。東海タンデム加速器は、高電圧端子内にECRイオン源を搭載したことで、質量電荷比($$q/A$$)の等しいイオンを同時に生成し加速することが可能である。$$^{132}$$Xe$$^{11+}$$イオンと$$^{12}$$C$$^{+}$$イオンを用いて加速試験を行った結果、$$q/A$$のわずかな差により、照射位置で2mmほどビームが分離することが判明した。この分離を解消するために、ビームスキャナーを用いて両ビームが均一に混ざる部分を標的に照射するシステムを開発した。このデュアルビームシステムを用いて、165MeVの$$^{132}$$Xe$$^{11+}$$イオンと15MeVの$$^{12}$$C$$^{+}$$イオンとを同時照射することで、XeイオンによるBi-Al$$_{2}$$O$$_{3}$$標的の重イオン照射効果を、Cイオンをプローブにしたラザフォード後方散乱分析法によりリアルタイムに測定することに成功した。

論文

薄膜を透過するクラスター構成イオンの核間距離と電荷

千葉 敦也; 齋藤 勇一; 鳴海 一雅; 山田 圭介; 金子 敏明*

第25回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集, p.98 - 101, 2012/07

高速クラスターイオン(ボーア速度以上)による固体への1原子あたりの照射効果は、同速度の単原子イオンによる照射効果とは異なるため、高速クラスターイオンは新たな放射線源としての有用性が期待される。この特異な照射効果(クラスター効果)の発現は、固体内の微小な時空間領域に存在する複数の高エネルギーイオンによる高密度励起状態の形成と構成イオン間の相互作用という単原子イオン照射にはない物理過程によるものと考えられる。クラスター効果発現機構の解明には、これら2つの物理過程を詳細に調べる必要がある。本研究では、構成イオン間の相互作用に着目し、遮蔽クーロンポテンシャルにより平均電荷が減少するというクラスター効果への寄与を調べるために、クーロン爆発イメージング法を用いた構成イオン間の距離と電荷の関係を定量評価する解析法を考案した。その結果、クーロンポテンシャルが核間距離の増加で減少し、電荷へのクラスター効果が弱まる傾向を初めて定量的に捉えることに成功した。

口頭

JAEA-AMS-TONOの装置技術に関する現状

松原 章浩; 西澤 章光*; 國分 陽子; 三宅 正恭*; 石丸 恒存

no journal, , 

日本原子力研究開発機構東濃地科学センターにおけるタンデム型加速器質量分析装置(NEC製15SDH-2ペレトロン5MV)の装置技術に関する現状について報告する。内容はおもに次の二つである。(1)$$^{10}$$Be測定における検出器の最適化。$$^{10}$$Beと$$^{10}$$Bの分別においては、ガスセルを備えた$$Delta$$E電離箱を用いる。当初得られていた$$^{10}$$Beスペクトルは$$Delta$$E$$_{1}$$方向の幅が大きく、測定限界を制限していることが懸念された。そこで、検出器の最適化を重点的に進め、特にガスセルのガス圧${it P$_{C}$}$を系統的に調整した。その結果、$$Delta$$E$$_{1}$$方向の$$^{10}$$Beのスペクトルの広がりを、調整前の1/3程度に縮小することができた。(2)イオン源出口後方の静電偏向器(Electrostatic Spherical Analyzer:以後、ESA)の不具合とその処置。平成23年度後半からESAの最適値が測定ごとに0.2%程度ずつ低下する現象が継続した。ESAの電源の出力電圧を調査した結果、出力電圧が電圧設定値よりも有意に高く、10V程度変動することが判明した。そこで、問題の電源を予備の電源に交換した。その結果、ESA電圧の最適値は現象発生前のレベルに戻り、さらに電圧変動の低下によりビーム安定性は向上した。

口頭

原子力機構-東海タンデム加速器の現状

阿部 信市; 長 明彦; 石崎 暢洋; 田山 豪一; 松田 誠; 仲野谷 孝充; 株本 裕史; 中村 暢彦; 沓掛 健一; 乙川 義憲; et al.

no journal, , 

原子力機構東海タンデム加速器施設には、20URタンデム加速器と後段加速器として1/4波長型超伝導空洞40台からなる超伝導ブースター加速器がある。本報告では、2011年度のタンデム加速器施設の運転・保守及び利用状況並びに故障、トラブル事例等について述べる。また、震災後の復旧作業についても紹介する。

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